【持っていると役に立つ!②】こんなのあるの?直流電源装置(パワーサプライ)

今回は弊社にて実際に使用している直流電流装置をご紹介したいと思います。
まず直流電源装置と言われパッと想像出来る方は少ないと思いますが
簡単に言うと電圧や電流を調節することの出来る電源です。
実際どんな時に使用するのかと言いますと、水没修理などの時にお客様の使用できなくなってしまったバッテリーの変わりに新しいバッテリーを使用しますね。
その際に新しいバッテリーの変わりにiPhoneと本機を接続し、電圧を設定してiPhoneの電源を入れます。するとバッテリーを繋いだ時と同じ状態で起動させることが出来るのです。
私も本機を使用するまでは代わりのバッテリーを繋ぎ確認していたのですが、その際に本体でなく新しいバッテリーがダメで起動しないといったケースが複数回ありました。
しかしそれもこれを使用してからは起こらなくなり安定して使用することが出来ております。
なので、私達の様な修理屋には大変重宝される機械だと思います。

使い方のですが
この機械は先ほどご説明したように電源なので装置単体で使用することはありません。
なので、今回はiPhoneのバッテリー部分に直接挿すことの出来る以下の様なケーブルを使用し、説明しようと思います。

まずは本機の電源が切れていることを確認しVOLTAGEのつまみを最小にしておきます。そしてセグのすぐ下にある5Vと15Vと記載されているスイッチを5V側に合わせ、ケーブルとiPhoneを接続し本機の電源を入れてつまみを回し3.7V~4.2Vに設定します。なぜその電圧かと言いますとiPhoneのバッテリー電圧の最小値が3.7Vであり最高値が4.2Vであるからです。
そしてiPhoneの電源を入れて起動確認といった手順となります。

実際に3.7Vで起動した際の写真です。

バッテリー残量を見るとお分かりいただけると思いますが、こちらはバッテリー残量が限りなく0に近い状態での起動になります。

続いて4.2Vで起動した際の写真です。

こちらは先ほどのとは逆にバッテリー残量が限りなく100%に近い状態での起動になります。

正直な所どちらで起動していただいても問題ないと思いますが、個人的には何となく4.2Vで起動していただいた方が良いかと思います。
と言うのもiPhoneの起動の際に通常よりも電力を多めに使用するので起動電圧がギリギリだとその影響で起動できない可能性があるからです。

以上が大まかな本機の使用方法となります。
私達の様な修理屋は修理の際にお客様の端末を取り扱っている故にミスが許されない世界です。なので精密機器を扱う場合にこの様な正確な電圧をかけ、電流を流せる機器が一台あるだけで違うのではないでしょうか。