ここまでやる!?iPhone7フロントパネル分解〜品質3種見分け方

先日iPhone6sのパネルの見分け方をご説明いたしましたが、ついに今回iPhone7の“コピーパネル”、“ホイヤーパネル”(以下組立)、“純正パネル”の3種類のパネルを仕入れることが出来ました。以前の記事でコピーパネルと再生パネルの解説は致しましたが、ホイヤーパネルについてはあまり触れなかったのでご紹介させていただきます。

 

 

【液晶パネルの見分け方】iPhone6sの純正とコピー(互換)を分解比較してみました

 

 

組立パネルと言うのは、作り方自体はコピーパネルと似ているのですが、コピーパネルとの最大の違いは全てのパーツが基本的に“純正品”で組み上げられている物のことを指します。以前の記事で4種類のパネル品質があり、組立の品質が再生よりも下だと書きました。

 

 

液晶品質のランクの違い

 

 

 

普通に考えれば再生は液晶が中古品であり、組立は全てのパーツが新品なので組立の方が良さそうに思えます。ではなぜ再生の方が品質的に上かといいますと、名前の通りホイヤーが“組み立て品”だからです…

といっても納得していただけないと思いますが再生品というのは元々純正パネルとして出荷された物の再利用なので、液晶についているコネクタ等も正規の工場で組み上げられています。それに対して組立品は正規以外の工場や個人の方が自身で配線などを施しているので品質自体にバラつきがあるのです。この点から再生の方が、全体的に質が良いとされているのです。

 

 

前置きが長くなりましたが早速この3種類の違いを分解しつつ、画像つきで解説していきたいと思います。

 

 

まずは正面から見た画像になります。左からコピー、組立、純正の順番となります。正面からだと表示しない限り判断は困難だと思われます。これは6s同様ですね。

 

 

 

 

こちらはパネル背面です。順番は先ほど同様となります。先ほどの画像では純正の白色パネルを使用していましたがここからの説明は黒を使用いたします。コネクタを見ていただけるとお分かりいただけると思いますが、コピーのみ明らかに形状が違いますね。

 

 

 

拡大した画像で見てみましょう。先ほどよりもわかりやすいと思いますが、ホイヤーと純正は同じコネクタを使用しております。又、組立、純正はホームボタンケーブルを挟んだ配線となっており液晶全体に配線が施されております。一方コピーはケーブルがコンパクトになっております。コネクタの構造が何となくですが6sに似ている様に思えます。それではパネルを分解してみましょう。

 

 

 

 

3枚の3D touchセンサーとLEDを剥がした状態になります。コネクタ付近を拡大してみましょう。

 

 

 

一番上がコピーパネル、中が組立、下が純正になります。3つともパターンが違いますね。コピーに関してですが、今回用意したパネルも天馬微電子製のパネルとなります。この7のパネルにも天馬特有のウロコの様なパターンが現れていますね。おそらくですが、7の液晶も6や6sと同じ液晶が使用されているのではないかと思います。ですが、7はこれまでのiPhoneと違いコネクタが下から出ているので、7の性質上液晶を反転する機能がついているなら同じ物の可能性が高いですが、そうでないなら別物でしょう。組立と純正も比べてみるとパターンが違いますね。両方純正で間違いないと思いますが、製作している会社が別なのでしょう。

 

 

7に関しては純正のフロントパネルを製作している会社が何社あるのか判明しておりませんが、これまで通りであれば3~4社程度かと思われますので、検証するパネルの母数がないとたまたま合うといった確立のほうが少ないでしょう。組立側に塗られている灰色の物は静電気防止剤と呼ばれるもので再生や組み立てを行う場合はこの液体を塗っていないと、静電気の影響でフィルムを張ったり剥がしたりする際に画面の表示が白くなってしまったり、タッチが効かなくなるという現象が起こってしまうのです。

 

次に3D touchのセンサーを見てみましょう。

 

 

こちらも組立と純正は同じ物になります。コピーは6sと殆ど変わらない様に見えますね。中心から十字に分かれているのは以前と同じなのですが、細かいマス目の方が6sとは微妙に違います。センサーの感度は正常品であればどれも差はなさそうです。これで分解を必要とする部分の説明は全て終わりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分解時に個人的に気になった点をご紹介致します。

上記画像を見ていただきたいのですが上部分が純正パネル、下が組立パネルとなっております。3D touch&LED部分を液晶から分離する際についているシールなのですが、純正は6s,7についている防水シール(フロントパネルを開ける際にベゼルについているシールです。)と同じ物がついています。一方組立側は従来のパネルのLED部分についているシールと同じ物が流用されています。ちなみにコピーパネルも組立と同じ作りになっております。この点から純正は本体に水が入りにくくなっているだけでなく、液晶側にも防水加工を施しておりますのでより水の浸入を防げる構造となっていることがわかります。

 

 

 

最後にコピーと純正の映り方の比較をご紹介いたします。左がコピー、右が純正になります。前回同様に画像だとわかりにくいですね…コピーは一見綺麗に見えるのですが、やはり青っぽいというか解像度が低い感じがしてしまい荒く見えます。今回も純正の方が目に優しそうな暖かい色をしていますね(笑)タッチ感度や操作性に関してはコピーも引けをとらない程に優秀です。

 

 

パネルの品質に関しましては総合的な観点からやはりコピーが再生や組立の品質を抜くことはこれからもないと思います。しかし、日々コピーパネルも進化しており物によっては品質の良い物もありますが、やはり当たり外れがあるのは間違いないのです。なので、コピーパネルを購入する際は会社や金額を良く考えてパネルの知識をある程度つけてからの購入を強くオススメ致します。正直パーツに関しては安かろう、悪かろうといった所はかなりあります。そして相場で決まったパーツに大きく価格差が生まれる際には、何かトリックや裏が確実にあります。弊社ではiPhone7のパネルの仕入れも行っておりますので、何かご不明な点などがありましたらお気軽にお問い合わせご相談いただければと思います。

 

それでは今回もご拝読いただき誠にありがとうございました。