続・iPhone7液晶分解。。(笑)

 

 

以前iPhone7の純正パネル、再生パネル、コピーパネルの違いの記事を書かせていただきました。

 

ここまでやる!?iPhone7フロントパネル分解〜品質3種見分け方

 

 

今回はそちらの記事の内容を踏まえつつ、もう少しだけディープなところをご紹介できたらと思います。

 

 

天馬~Youda液晶比較

その内容とは、“コピーパネルの種類”です。前記事で使用しておりました“天馬微電子”のパネルと、今回新しくご用意いたしました“Youda”と呼ばれる会社の液晶を比較しつつ、違いをご紹介したいと思います。

 

 

では早速画像を見てみましょう。

 

 

左がYouda、右が天馬のパネルとなります。

 

いつも通り、正面からの判断は難しいかと思われます。(気づいてしまった方もいると思いますが、天馬の方はホームボタンコネクタが欠品しております…)

 

 

続いて裏面です。先ほど同様左がYouda、右が天馬です。(以下配置同じです。)

 

 

こちらは色々と目に見えて違いますね。液晶ケーブルのサイズと線の色、感圧センサーのチップのサイズ、LEDケーブル、液晶チップのサイズ等です。それでは拡大し、細かく見てみましょう。

 

 

液晶ケーブルと感圧センサーのチップ付近です。感圧センサーのチップの大きさはYoudaの方が明らかに大きく、純正に近いのは天馬の方ですね。コネクタに関してですが、配線の色はYoudaが純正に近く、何となく見た目もこちらの方が良いですね(笑)ただ、どちらも配線がホームボタンケーブルの手前までしか延びておらず、到底似ているとは言えません。おそらくホームボタンケーブルを跨いでいるのは純正のみなのではないでしょうか。なので、最悪純正との判断はそこの一点のみ覚えておけば間違えることはないでしょう。

 

 

 

 

 

液晶チップとLEDの配線付近です。

 

チップの大きさですが、この画像だとYoudaの方が小さく見えますが、横方向はYoudaの方が大きく、縦方向は天馬の方が大きい規格となっております。ちなみに正確はサイズですが、Youdaが17.32mm×5.74mm、天馬が18.51mm×5.18mmとなります。

 

 

LEDの配線は天馬の方が細くコンパクトですが、接点が4点なのでどちらも純正と変わりません。なので、LEDの乗せ変えといったことも出来てしまいます。

 

天馬のほうが厚みがある

次に側面から見た液晶の厚さの違いです。

 

 

実はこちらが今回の記事で私が最もお伝えしたかった内容です(笑)

 

 

上がYouda、下が天馬です。

 

 

正直この様に画像化してみるとあまりわからないのが残念で仕方ありません…実際手にとって見ていただけると一目瞭然なのですが、天馬の方が圧倒的に厚く、重いです。とは言いつつ、天馬も一時に比べれば薄くなってきております。なので、そこまで神経質になることもないと思いますが、液晶に関しては何となく薄い方が安心感ありますね。一昔前の天馬は組み上げると一部光が強く出てしまったり、黄色く表示されたりしてしまう事がありましたので…

 

 

今でも本当に稀にその症状を聞くことがありますが、基本は大丈夫と思っていただいても問題ないでしょう。2枚の正確な厚さですが、Youdaが3.05mm、天馬が3.25mmとなります。数値にするとたったの0.2mmですが、iPhoneの様な殆ど隙間のない精密な機器にとっては致命的な差になってしまうのです。本当に合成よく作りこまれている機器なのだと改めて実感します。

 

 

感圧センサー&ホームボタンケーブルを剥がした

 

 

ではここからはYoudaのパネルを分解し、細かい部分を見ていきたいと思います。

 

 

 

感圧センサー&ホームボタンケーブルを剥がしたところです。

 

 

…なんだか見たことのない黒いシートが出てきましたね。

 

 

剥がしてみましょう。

 

 

 

裏面は光沢のあるシートでした。

 

そしてシートを剥がした下にもう1枚黒いシートがあります。この時点で既に、純正や天馬などとは違った感じがします。

 

この黒いシートも剥がしてみましょう。

 

 

あー…そんな感じなんですね…(笑)

 

 

予想外の展開でした。今まで通りプレート側にセンサーとコネクタが付いているのだと思っておりましたが、Youdaの場合は逆でした。と言うより、構造は他のものとも変わらないのですが、感圧センサーがわかりにくいシートなのと、剥がしやす過ぎた為間違えて剥がしてしまった感じです…

 

 

純正や、天馬の様にブロックで区切られたりしておらず、パッと見はわかりにくい構造となっております。センサーの感度に関しては他に劣らず、問題なく使用できる精度でした。

 

 

 

最後は液晶のパターンを見てみましょう。

 

 

天馬はウロコの様なデザインでしたが、こちらはドット系のデザインとなっております。コネクタなどがなかった場合、案外まっさらな液晶が一番見分けやすいかもしれませんね。

 

 

おまけ程度ですが液晶の映り方です。配置は先ほどと変わりません。

 

 

直接見比べれば変わって見えますが、写真だと正直殆どわかりません。私個人の意見ですと、若干ですがYoudaの方が鮮やかで綺麗に見えます。前回も書いたかと思いますが天馬は少し青み掛かっている感じです。どちらの液晶も一昔前のコピーと比べてしまうと見違える様に綺麗なのでそこまで気になることもないと思います。

 

 

 

これまでに私が紹介したコピーパネルは2社のみですが、市場には多くの会社がコピーパネルを売り出しております。そして、品質に関しても会社ごとにまちまちとなります。その中でも今回使用させていただきました2社はトップクラスに品質が良いとされており、不良率もかなり少ないです。

 

 

ここ最近ネットなどで格安で売り出されているパネルには裏があり、コピーパネルを再生した所謂コピーのB級、C級品と言われる物だったりするのです。

 

 

パネルの価格を抑えれば必然的に修理料金も安く出来るので、お客様のニーズにあった金額でサービスを提供できます。その為、安いパネルを扱うのが一概に悪いとは言えないと私は思います。前回も少し書かせていただきましたが、やはりその様なパネルは不良率も圧倒的に多く、使い方や営業方法によりトラブルが多発する恐れもあります。

 

 

弊社では取り扱っているパネルに関しまして、出荷時に1枚1枚検品をして極力その様な自体を招かない様心がけております。又、パーツに関してのサポートも出来る限り行っておりますので、ご相談等がありましたらお気軽にお申し付け下さい。

 

それでは今回もご拝読いただき誠にありがとうございました。