iOS11の端末を修理する際の注意点

 

 

 

iPhone8・8Plus発売に合わせて発表されたiOS11ですが、やはり大型アップデートの恒例として、新機能と引き換えにバグや不具合等も多々報告されています。

ただ、今回のiOS11へのアップデートが以前までと決定的に違う点として、修理やパーツ交換に影響する可能性があるという点が挙げられます。

弊社に集まった情報の一部をご紹介しますが、主にiPhone7系、6s系でパーツ交換後に症状が発生する場合があるようです。

 

 

iOS11の端末をパーツ交換した際の不具合

・起動時間が長い、リンゴループに似た症状が出る

事例によっては起動までに5~10分程度かかるようになったとの報告があります。今までの修理と同じ感覚で知らずに見たら、リンゴループと間違えてしまうのも無理はないでしょう。

また、iOS11の起動時の特徴として、リンゴマークが一度消えるので再起動したように見えます。一見リンゴループしたように見えますが、これはOS由来のもので異常ではありません。修理歴のない端末を起動した場合でも、iOS11にアップデートしているとリンゴマークが一瞬途切れてから起動を続けるようです。

 

・ホーム画面の操作にタイムラグが出る、動作が重い

これはパネル交換をした際に、上記の起動が遅い症状と併発するケースが多いようです。ホーム画面のタッチ、アプリの選択、スワイプ操作等が2~5秒程度遅れて反応します。

この症状の特異な特徴として、あくまでホーム画面に対しての操作のみ発生する点が挙げられます。各種アプリを立ち上げた場合、その中でのタッチ操作は全く遅れずに操作ができます。また、AssistiveTouchを使用していた場合、仮装ホームボタンの操作は問題なく操作できたとの報告もありました。

この症状が液晶パネル由来ではなく、システム側の問題である証拠と考えて良いでしょう。

 

追記:iOS11.0.3でのAppleの対応について

 

 

 

 

 

 

 

 

10月12日に正式リリースされたiOS11.0.3では、今までのAppleからすると異例と言える、「社外品で修理した端末に対して」の文言が盛り込まれています。非正規店で修理したiPhone6sの一部についてもOS側で対応したようです。

 

これらの記載が、非正規店での修理歴のある端末に対して「これからは徐々に対応していきます」という表れなのか、それともiOS側で交換品での動作をできなくすることで非正規店での修理をできないようにしていくのか、これからも注意深く情報収集が必要ですね。