国際貿易の拠点香港を探る!

国際貿易の拠点香港を探る!

皆さんこんにちわ! 今回は自由貿易港として東アジアの中継地であり、国際的にも影響のある香港の貿易を探りました。

1香港の概要
2経済国香港
3知っておきたい香港の貿易
4国際貿易センターとしての強みは他にも!

1 香港の概要

正式国名 中華人民共和国香港特別行政区
1997年 香港特別行政区成立
面積 1,104 人口 7,374,900人(2016)
中心都市 沙田
公用語 香港語、英語 通貨 香港ドル(HKD)

香港の名前の由来は昔香木を積み出すこうだったことにちなんで名付けられたそうです。

出典:GoogleMaps

2経済国香港

ここで簡単にこれまでの香港の歴史を振り返りましょう。

1840年のアへン戦争の後、清朝政府は香港と九竜半島をイギリスに割譲されました。1984年に香港返還に関する中国とイギリス政府の共同声明が調印され、 1997年に中国へ返還され特別行政区となりました。

「一国二制度」の元、資本主義制度は返還後50年間は保持されることになりました。 というわけで香港には社会主義と資本主義が混在する世界があるということです!

さて、経済は!?

香港は昔から港ということで、現在は国際的な貿易港として有名です。香港は自由貿易の体制を取っています。

商品の輸出入に関税をかけていない、貿易の壁を作らないことが特徴です。
この自由貿易の政策により香港は、世界有数の貿易拠点です。またアジア太平洋地域や中国本土に対してサービスを提供する国際金融・商業センターとなっています。

特に国際金融中心(IFC)は大型商業施設であり、高層ビルが立ち並んでいます。様々なエリアに分かれていて、もちろん金融関連の企業も多々あります。

このように香港は外国との繋がりがかなり強い貿易、金融が特徴です。

3知っておきたい香港の貿易

やはり香港の貿易については一回押さえておくべきことだと思います。

香港はここ近年も順調に成長を遂げていて、特に2017年にはモノの輸出量において、世界6位につけました。

香港の経済を占める主要の4部門を見ていくと、2015年度のGDP構成比はそれぞれ、貿易及び物流業(22.3%)、金融業(17.6%)、専門サービス、その他サービス業(12.3%)、観光業(5%)となっています。
これをみてもいかに香港にとって貿易が大きな割合を占めているのがわかります。

香港はどんな戦略で貿易を行っているのかまとめてみました。

キーポイントは中国との関わり

香港は中国本土との貿易での関わりがとても強いです。
香港に拠点がある製造業の多くはその製造拠点を中国華南地区に有しているため、香港の貿易量の大部分は中国華南地区の加工貿易に依存しています。

香港で原材料から生産し、輸出するモノは少なく、再輸出と言って、中国で生産されたモノを香港経由で輸出することが中心的になっています。こうしたことで香港は貿易、金融、輸送などサービス業が中心なのです。

それもそのはず香港の2017年総輸出量の54%は相手先が中国でした。 反対に中国から見ると香港はアメリカの次に位置する貿易相手国になっています。

4国際貿易センターとしての強みは他にも!

香港は自由貿易港として、アジアの中継地的な役割、国際的な役割があります。その背景には大きく3つの強みがあります 。

1立地が良すぎる

海岸に立地しているので貿易がしやすいのはもちろん、加工貿易でも繋がりのある発展が目覚ましい、広州、深圳、マカオが周辺にあることです。

それらは世界の経済状況にも敏感だったり、電子部品、携帯機器に強かったりと中国政府も力を入れている都市なのでそれらの都市と繋がりがあるのはかなりメリットです。

また時差の関係香港はオペレーションの時間上アメリカとヨーロッパ間をつなぐ役割も果たしています。

2規制が少ない

自由な経済体制をとる香港は行政規制が少なく自由に取引を行うことができます。
上記で述べましたが商品の輸出入に関税をかけていない、貿易の壁を作らないことが特徴的です。

3ペッグ制

香港はアメリカとドルペッグ制をしています。 日本円とアメリカドルは完全な変動相場制で為替レートはその時の市場に影響されます。

しかしペッグ制は自国通貨の交換レートを特定の国に固定することです。 香港ドルをアメリカドルに固定することによってドルの価値の安定が見込めることがメリットです。 これによって取引際のリスクが低くなります。
以上が強みです。

今回は香港の強みである貿易についての紹介でした。