世界最長『港珠澳大橋』とマカオの可能性

世界最長『港珠澳大橋』とマカオの可能性

 

 

『港珠澳大橋』

 

みなさんこんにちは!
今回はマカオ4つのテーマで紹介したいと思います!

1マカオってどんなとこ?
2マカオは中国の特別行政区!
3世界最長!『港珠澳大橋』
4港珠澳大橋開通で生まれた課題

 

 

1マカオってどんなとこ?

 

 

正式名称:中華人民共和国マカオ特別行政区
面積:28.6km
人口:65万7000人(マカオ政府統計局2018)
公用語:広東語、ポルトガル語
通貨:パタカ

マカオは中国広東省南部にある、珠江デルタの西岸に位置し、香港からは西に約60㎞、広州からは南西に154㎞の距離離れています。珠海市に接していて中国本土に南海岸に突き出ているマカオ半島とタイパ、コタイ、コロアンから成る島で構成されています。

Google maps

 

みなさんはマカオと聞いて何をイメージしますか?

 

多くの人はカジノを連想するのではないでしょうか。

 

 


そうです、マカオは他にも世界遺産があるなど、観光業がとても盛んです。政府歳入の80%以上がカジノになっています。 経済成長も2005年から2015年までの10年間でGDPが約3.9倍にも成長しました。 人口、面積共に小規模でありながら2015年は世界で83位のGDPを持っています。

 

マカオの成り立ちを振り返ろう

 

 

 

 

マカオはポルトガル人が来航してきた16世紀頃東南アジアで買い付けたものを中国に輸出し、中国が欧州などに輸出する南海貿易をしていました。 1580年にはポルトガルが、その頃フィリピンのマニラを植民地としていたスペインと同君連合を組み、貿易はマニラまでのルートも開かれました。

 

なので今でもマカオの人口の9割以上は中国人ですが、そのほかにポルトガル人、フィリピン人などがいるのです。 1862年に中国はポルトガルに統治権を認めました。
1999年に中国に返還され、返還後50年間は自治権がマカオにある、一国二制度という形をとりました。

 

2マカオは中国の特別行政区!

 

 

マカオは正式には中華人民共和国マカオ特別行政区という立ち位置で、中国の一部の地域であるということです。




1999年に中国に返還されましたが、いきなり中国本土の行政に合わせるのは厳しいということもあり、一国二制度という制度のもとに、中国はマカオに高度な自治権を与えました。

具体的には、マカオ独自の立法機関・裁判所・行政長官などが存在しています。 

3世界最長『港珠澳大橋』

2018年10月に香港、マカオ、広東省珠海を結ぶ港珠澳大橋が予定より2年遅れて開通しました。 全長は55キロと世界最長です。

大幅な時間短縮

 

この橋によって、今まで香港、マカオ間がフェリーで移動時間だけで約70分かかっていたのが車で40分で行けるようになりました。 港珠澳大橋を経由して、香港、珠海、マカオをを結ぶ長距離バスのほか、国境を越えて走るクロスボーダータクシーも現れます。

 

港珠澳大橋マカオ側のイミグレーションにからはホテルやカジノ施設へのシャトルバスもかなりでるということで、マカオへの観光客数が今後も多いに増える見込みです。

 

出入国手続きが不要に

 

 

そもそも香港とマカオは以前、それぞれ外国の植民地であったため、中国本土との移動の際には未だに出入国手続きが必要です。香港とマカオ間の移動も同様です。

例えば香港国際空港から香港へ一旦入国すれば、そこからマカオ、中国本土に行く際にはどちらの場合も香港の出国手続きとマカオまたは中国本土の入国手続が必要です。香港と中国本土間も手続は同じように必要です。 なので今まではこれらの地域を行き来する際にはどうしても手続きの時間がかかってしまっていました。

 

「エクスプレス•リンク」 誕生 

 

 

 

 

しかし、今年1月ごろに新たにマカオ国際空港で「エクスプレス・リンク」サービスが始まりました。

このサービスのすごいところは空路で来ても、香港から従来のようにフェリーなどの海路できても、一般的な出入国手続きが不要であるというところです。要するにこのサービスのおかげで、最短の時間で、イミグレーションを通過でき、目的地まで直行することができます。

最近のマカオの順調な経済発展は、中国本土や世界各地との繋がりでできたものでありマカオ国際空港は、珠江デルタ地帯の出入り口として、重要な役割を果たしてきました。その中でこの「エクスプレス・リンク」サービスは、手続きの時間を短縮することで、より円滑にビジネスが行われていくと思われます。

また、つい先日にマカオ国際空港に自動チェックインが出来ました。
現時点でアモイ航空とマカオ航空の利用者のみに対応していますが今後は参加する航空会社も増えるそうです。 ますます快適に過ごせそうですね。

 

4港珠澳大橋開通で生まれた課題

 

 

 

いいことがあればもちろん課題も見つかります。

一国二制度を中国が浸食?!

 

 

今回港珠澳大橋開通で、中国本土と香港、マカオの結びつきはさらに強まり、経済発展の面では香港、マカオ共に大きないい影響があると思います。 しかし一国二制度の面で、問題も生じています。
中国本土との結びつきが強まる一方で、高度な自治権が共にある香港、マカオの社会体制が中国に侵食されてしまうのではないかということです。

道路は中国は右側、マカオと香港は左側です。
通貨も3者ともに異なります。

しかし、港珠澳大橋では右側通行ですし、通行料金も現金だと元が用いられます用いられます。中国に合わした形になりました。

 

香港では前から一国二制度の中国のありかたで問題点もありますし、中国がゆっくりと支配を始めてきているのかもしれませんね。