深圳 地下鉄に顔認証システム導入か⁉

 

深圳 地下鉄に顔認証システム導入か⁉

 

 

 

 

 

 

 今回は深圳にあるITサービスを知っていただきたいと思う。

深圳は中国広東省に位置し、アジアのシリコンバレーとも言われている。 人口は非常に若い層が多く、国内外から高度な人材が集まる。電子商品に強い。 そんな深圳の魅力は次々と新たな企業が立ち上がる、イノベーション力だ。 今回は深圳のITサービスに目を向けたいと思う。

 

 

1シェアサイクル
2WeChatPay(ウィーチャットペイ)
3 O2Oビジネス•超級物種
4地下鉄に顔認証システム導入か
5深圳はなぜ新しいビジネスが生まれやすいか

 

1シェアサイクル

 

 

 

 

中国のシェアリングサービスと言ったらまずシェアサイクルあがるだろう。 シェアサイクルは現在、テンセント系「モバイク」とアリババ系「ofo 」の二強時代だ。

 

 

ここではモバイクについて話を進めていく。 深圳で2015年に誕生したモバイクは胡瑋煒が創業者。4年間メンテナンスが不要の自転車を実現するために、スマートロックや太陽電池による給電などただの自転車ではなくハイテクさを取り入れている。 登録はすごく簡単で、以前までは専用のアプリをダウンロードする必要があったが、現在はテンセントが運営するWeChatの中にモバイク機能があるので面倒な手間が減って利用しやすくなった。 あとは自転車に付随しているQRコードを読み取ればすぐに使用できる。 30分8円程度、1ヶ月乗り放題で300円ちょっとと非常に安い。

 

以前までシェアサイクルは専用の駐車場は不要で、原則どこに乗り捨ててもいいのが魅力的であったが、、 あまりにも自転車が散乱しマナーが守れていないということで、新たなガイドラインが発表されてからは、指定エリア内に駐車することが義務づけられている。 しかし、駅前などにすぐ置いてあるので自転車にちょっと乗って格安で目的の場所に移動することができるのを考えればとても利便性がある。

 

問題点

 

 

格安な分企業側は採算が取りづらい点がある。今後はモバイクとofoが合併するのではないかと言う声もある。

 

2WeChatPay(ウィーチャットペイ)

 

 

WeChatPay

 

WeChatPayはスマホ決済アプリの1つである。こちらは深圳で生まれたネットサービス大手のテンセントが運営会社。 2年ほど前ぐらいから日本のメディアでも中国人が現金を持ち歩かなくなっているなどと報じられている。

 

 

そもそもWeChatって?

 

 

 

 

 

WeChatとは中国版のLINEと言われている。ラインのように文字入力、音声でのチャットなどが可能。中国では文字を入力するよりも音声でメッセージを送るのが主流になっているようだ。そしてこのWeChatに付随している決済サービスがWeChatPayである。決済手順はコードにスマートフォンをかざして読み取り、商品の金額を入力するだけ。こうしてアカウントと連携している銀行口座から引き落とされるということだ。 WeChatは10億人に近いユーザー数を有しており、そこにWeChatPayが付随しているのでここまで急速にモバイル決済が広まったといえる。


今や中国ではモバイル決済は当たり前だが、日本ではいまいち浸透しない。いかに加盟店を開拓し、ユーザーがどこの店でもこの決済方法なら払えるといった環境を作るのが大切だろう。今の日本では決済サービスが乱立する上に、この店ではA決済使えるがBは使えないという状況が多く見られる。

 

3 O2Oビジネス•超級物種 O2Oとは?

 

 

 

 

 

O2Oとはオンライン•ツー•オフラインの略語だ。これはリアルな店舗とインターネットが融合した形で新しい流通の仕組みだ。先駆者はアリババ系の盒馬鮮生だが、それにかなり酷似した形でテンセント系の超級物種が誕生した。何か新しいビジネスが誕生するとすぐさま似たようなものが生まれるのも中国の商業習慣が現れている。

 

 

O2Oビジネスの仕組み

 

 

中は無人でいかにも効率化されている感じだ。品揃えは豊富で何より今までとは変わった仕組みにはじめは面白さを感じるだろう。欲しい商品のバーコードを読み取り電子カードに追加。アプリからセルフレジへQRコードを通して行い、WeChatPayを画面で選択すれば、引き落とされる仕組みだ。

 

このように顧客が店舗で買う場合はQRコードを用いキャッシュレス、また指定された範囲内であれば30分ほどで自宅まで届けてくれるサービスもある。お店側はオンラインをうまく利用することで、数字がより鮮明に見えるので売れた商品と購入者情報の関連付けができ売上予測の精度や在庫管理の効率化にもつながる。 近年のデータではまだ純粋なオンラインのサービスは中国では30%ほど。オフラインは70%だ。今後の10年で残りのオフラインはオンラインと融合し、ユーザーの生活はより快適なものになると言われている。

 

 

4地下鉄に顔認証システム導入か

 

 

いま深圳で地下鉄に顔認証システム導入を検討している。そこで使われるのは「5G+AI」だ。 「5G+AI」とは いま最注目のテクノロジーとして「5G+AI」が体験できるエリアが深圳市の福田駅にできた。5Gは「高速大容量」「低遅延」「低コスト」「多接続」が期待できる。通信の速度はもちろん早くなるがそれだけでなくさまざまなアイテムとワイヤレスで繋がることができるのが特徴的だ。

 

最新技術顔認証システム

 

 

この技術によって顔認証システム、ロボットによるセキュリティ管理も出来るようになる。現在テスト段階として福田駅ではこのような技術を実際に体験できるのだ。顔認証システムでは、通勤通学者が改札を通る際に機械の画面で自分の顔を認識してもらって通過するということだ。運賃は顔認証システムに紐付けられたユーザーの口座から自動で引き落とされる。

 

空港にも応用

 

 

顔認証システムは空港でも導入されている。上海にはなるが、上海虹橋国際空港では昨年秋に顔認証を利用しチェックインから搭乗まで自動でできるシステムが導入された。ちなみに日本の成田空港でも2019年4月から第三ターミナルにおいて税関検査に顔認証が導入される。

 

5深圳はなぜ新しいビジネスが生まれやすいのか

 

 

結論をいうと、深圳は経済特区になったことで工場が集まるようになり製造業のノウハウが蓄積されたことにあるだろう。

 

深圳は経済特区になったことで海外から高度な人材、技術を取り込むことが可能になった。今では工業地帯に発展し、市内の中心から車で2、3時間ほどでいろいろな部品を調達することができる。アップル製品の部品製造もするようになり、高品質のものまでも請け負える技術力も持つようになった。

こうしてノウハウが蓄積され、そこから付加価値の高いサービスが生まれるようになり、スタートアップ企業が集まるイノベーション都市へと発展した。技術、部品、労働力が備わっていることで投資家たちに注目され今ではベンチャーキャピタル、投資家が集まり、スペースや資金的な面でスタートアップ企業をサポートしている。このような環境が革新的なアイデアを生む要因だろう。今後はどんなアイデアが出てくるだろうか。